英単語のすゝめ

 英語学習法や英語に関するあれこれ

英語科教員が高校教師を辞めたワケ

学生時代から感じていたこと。

 

学校通ってるとやること多すぎじゃない?

あれもこれもやることあって全然1つのことに集中できない。

 

自分で勝手に勉強するから宿題とか絶対に出さないで欲しいし

予習してこいとかも言わないで欲しい。

朝学習とかで小テストとか出さないで。

 

ただでさえ他教科も勉強してるのに、英語だけでも、

英単語覚えてこいだの

教科書の文法構造を予習してこいだの

日本語訳をノートに書いてこいだの

明日は英単語小テストがあるだの

 

やること多すぎて、高校での英語の勉強は単なる作業でしかなかった。

というか、もう作業的にやらないと終わらない。

 

分からない単語を調べたついでに派生語を覚えたり反意語を覚えたり

教科書の英文を深く味わって読んだり

なんていう英語自体を楽しむことを一切する暇もない。

目の前のことを終わらせることで精一杯の日々。

 

 

分散しまくりで、何1つ集中できず、なにも覚えられていなかったんだろうな。

勉強した感満々で毎朝を迎えるだけで。

 

英語の先生にもよく言われてた。

「真面目に勉強に取り組んでいるのにお前はあんまり力が伸びていかないな」

大学受験も目指していたし、英語は子供の頃から好きだったから、

自分も相当悩んだ。

 

なんでだろーと思いつつも日々やることに追われあっという間に大学受験。

 

 

第一志望の大学に合格し、念願の教員免許も取得し私立高校(英語科)の教員に。

英語を教えること自体は楽しいし生徒の成長する姿を見られるのはとても感動的なこと。

 

でも、自分の生徒たちは、自分が高校生だった時の姿と一緒。

やり終えることに必死で本当に身に付けられていない。

 

学校の1番の問題点は生徒に自由な時間を与えないこと。

何か1つのことに没頭できるような暇を与えないこと。

 

 

英語も読解と文法が別々の科目として設置されていて、

同じ英語なのにわざわざ切り離して学ばせるし。

 

 

何年間も学校で英語を学んできても結局英語を使えない。

真面目に授業を聞いている生徒の方が実力は大してつかない。

むしろ授業中でも説明を聞かないで単語帳をずっと覚えている生徒の方が力は伸びる気がする。

 

あれこれ言われることを無視して削ぎ落とす。

単語帳を1冊覚え切ることに力を尽くす。

 

自分の授業中に話を聞かないで単語帳をひたすらやっている生徒を見ると

絶対お前は伸びるから、「頑張れ」と心の中で声をかける。

自分も高校時代、勇気を出して1つのことにああやって集中できていたらなぁと

思ってしまう。

 

学校で英語を教える意味ってあるのかな?って思って

高校教員を辞めた。

 

 

子供の頃から1つのことしかできなくて

成長するにつれてそれが障害になって

全然違う色んなことを同時進行できる人って羨ましいなぁと

いつも思ってた。

 

でも、今は1つのことに高い集中力を注いだほうが

大きな結果を残せると分かっているから、

必要なこと以外は全部捨てる。

 

▼エッセンシャル思考/グレッグ・マキューン

仕事だけでなく、勉強に関しても言えること。求めすぎると何も得ることはできない。 

 二兎を追う者は一兎をも得ず。